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会社員 愛知県小牧市 30代 男性

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愛知県内の経済団体に勤務しております。商店街の活性続きを読む

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先月の29日に堺市長選挙がおこなわれ、大阪維新の会公認の西村克敏氏を破り、現職の竹山修身氏が当選した。
日本維新の会の橋下徹共同代表は、同選挙を大阪都構想の「天王山」と位置付けていたが結果を残すことはできなかった。
私自身は、この選挙の結果によって、昨年から始まった地域政党ブーム、政治塾ブームは終焉をつげたと思っている。

私は勉強会などでお会いする先生方に、よくこのような質問をさせてもらいます。「道州制になって、何が変わるのですか?」
このような質問をすると返ってくる答えは、「公務員を減らして、無駄を削減できる」というものが圧倒的でした。これは、くしくも万年野党の地位を確固たるものとした、みんなの党の渡辺代表の言葉にも通じるものがあります。しかし、無駄を省くだけで住民の生活は良くなるのでしょうか?企業活動は活発になるのでしょうか?商店街は活性化するのでしょうか?答えはNOです。

道州制とはあくまでもシステムの話であり、アウトプットはどうシステムを運用できるかにかかわってくるからです。そして、ポイントは現在の地方は中央集権という前提をもとにデザインされており、現状のあらゆる環境を変えずに道州制システムを導入したところで、ほとんどの自治体は、おそらく、このシステムの運用に失敗すると思われる点です。
具体的に言うのであれば、①意思決定をおこなう執行機関(首長や議会)にマネジメント能力がない、②オペレーションをおこなう行政にそのような経験がない、③住民は短期の成果に目がいきがちであり、システム変更当初の失敗を許容できないなどです。

では、私自身は道州制について、どのように考えているのか?
私は一応、消極的な賛成派です。理由は、自分たちのことは自分たちで決めるという行為自体に価値を見出しているからです。それが例え、ひどい失敗という結果を生み出したとしても。ただし、自分たちは地域の活動をせず、ただ大阪都構想や維新の会の風にだけ乗りたいと考えているような政治家に対しては批判的な印象を抱いています。

「理論のない実践は暴挙であり、実践のない理論は空虚である」
一連の地域政党ブームの失速の要因は、このことに住民が気付いたからなのかもしれません。

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