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会社員 愛知県小牧市 30代 男性

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愛知県内の経済団体に勤務しております。商店街の活性続きを読む

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 最近、アベノミクスの影響なのか、消費税増税前の駆け込み需要なのか、都市部においては小規模宅地を中心に住宅の開発が活発化しています。しかし、その一方で、山間部や比較的地方の村や町を中心に空き家に関する問題が顕在化しているような状況です。そして、今後問題が深刻化するのが、高蔵寺ニュータウン(春日井市)や桃花台ニュータウン(小牧市)などの新興住宅地と言われる地域における空き家問題ではないか思っています。
 新興住宅地はある一定期間に一気に開発がおこなわれるケースがほとんどであるため、住んでいる年代層も必然的に同じ層となってしまいます。となると、住民の高齢化の時期もいっぺんに来るため、子どもが後を取らない場合は、一気に問題となってしまうのです。特に新興住宅地で生まれ育った子ども世代には、あまり「後を取る」という感覚がないためか、就職、結婚などを機に都市部に出て行ってしまい、そこで新たにに住宅を購入するケースなどが多いような気がしています。
 しかし、これはその行為自体が「薄情だ」とか「親を見捨ててひどい」とか「故郷に思い入れはないのか」と責めるべきものではなく、子ども世代にも様々な事情があり、世間の「空気」がそのように変化したのだということだと思います。そして、そのような状況を踏まえて、ゆくゆくは我々は「家」というものをどのようにとらえていくべきなのかと言うことを考え直す必要があるのだと考えています。
 例えば、「家」というものを一生ものと考えずにちょっと高級な車のような感覚で自分の生活のステージに合わせて変えていく。若いうちは都市部のマンション、子どもができれば地方都市の戸建、老後は介護付きのマンションなどというように変えることができれば、おそらく、最も便益の高いライフスタイルが送れるのだと思うのですが、そのような仕組みを提案する会社はありませんし、日本人の土地や家に対する価値観は、まだまだ強固なものがあるため難しそうです。
 逆に、その土地各々がもっと独自性を持ち、住んでいる人が愛着を持って、そこから離れたがらないような街づくりをおこなうというのも一つの手です。しかし、独自性のある町というと京都などの一部を除いてはあまり思い浮かびませんね。中規模都市の国道沿いなどはどこも似たような景色ですし。
 まあ、しかし、喫緊の課題はこの顕在化しつつある空き家問題をどうするかでしょうか。

 ふるさとは遠きにありて思ふもの

コメント

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u-jiro
u-jiro さんからのコメント
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私は、29歳の時に転職活動をしていまして、新橋にある会社から内定がでました。しかし、いざ東京に引っ越すのかと冷静になった時、ふと恐ろしくなってしまいました。将来、家を買うとなると埼玉かとか、通勤は2時間かかるんだろうなとか、満員電車で窒息死しないだろうかなど考えているうちに恐ろしくなって、東京に行くのをやめてしまいました。私のようにずっと田舎で暮らしていた人間は、田舎から抜け出せないのかも・・・。
内定くれた会社からは無茶苦茶怒られましたけどね。
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madoka
madoka さんからのコメント
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定額払って、環境とか地域とか、住みたいところに合わせてレコメンドしてくれる不動産サービスがあったら使いたいなー!今は、職場の場所にとらわれない成果報酬型業務って働き方のスタイルも、特にIT企業では生み出されていますし。都市関係なく、そういうのがあったらいいのにと思います。東海にもいくかも?!
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u-jiro
u-jiro さんからのコメント
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愛知県
ユーカリが丘は非常に興味深い事例ですよね。以前、ガイアの夜明けか何かで特集をやっていた時に衝撃を受けた記憶があります。ニュータウン内に世代をつくることの他にも、ディベロッパーがショッピングセンターや学校などをゾーニングして配置したり、住民の足として新交通システムを運航させたりと、単に「家を売る」ということだけにとどまらず、「住民にライフスタイルを提供する」というような発想で都市計画がなされているような気がします。是非、一度、訪れてみたいですね!

同じような計画的な街づくりとして、私がおススメしている事例が香川県高松市の丸亀街商店街です。ここは、商店街が地権者から土地の所有権を一括して借り上げることにより、大規模再開発を成し遂げました。

ただ、愛知県や春日井市などでは、まだ高齢住人対策のような形でプロジェクトが動き出した段階であると思われます。
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shigeo
shigeo さんからのコメント
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愛知県
僕の高校の友達にも、高蔵寺ニュータウンに住んでいた人がいました。

多摩ニュータウンとかでも起きてますね、一斉高齢化問題。
その反省を踏まえて、千葉の「ユーカリが丘ニュータウン」では、一定戸数しか一度に販売せず、
ニュータウン全体で、「世代」を作っているようです。

高蔵寺ニュータウンや多摩ニュータウンは、そこまで想像して計画していなかった・・
というのが実態でしょうか。一方で、中古マンションや中古戸建を、レイアウトも含めて変えて、
今風にリフォームしたものが、けっこう売れているようです。

高蔵寺、桃花台に関して、そのような売り方で(今度は世代を作りながら)できないもんでしょうか。
県とか市が、民間企業を巻き込んで、プロジェクト化すれば良いかもですね。
ただの高齢住人対策では、建設的じゃないですし。

現在、愛知県や春日井市でどういう動きがあるか、知りたいところです。
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