u-jiro
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会社員 愛知県小牧市 30代 男性

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『『21世紀の資本』トマ・ピケティ』のイメージ画像

『21世紀の資本』読みました。
とにかく長い。本編だけで700ページくらいあるのかな。後の方の章を読んでる時には、すでに最初の方のことは忘れており、解説本を読んで、そういやあ、そんなこと書いてあったなと思い返しているところです。

この本を語る時によく出てくるのがカール・マルクスですが、私は、著者は直接的にはマルクスに対する意識は全くなく、むしろ全篇を通してあるのは、サイモン・クズネッツに対する批判であると感じました。そのため、この本ではクズネッツと同じ税務統計を活用して所得格差の推移を研究するという手法を受け継ぎながらも、その調査対象期間を大幅に拡張することにより、クズネッツの『経済格差は(自然に)縮まる』と言う結論に異を唱えているのです。

ただし、間接的には、理論ばかりが重視され、現実世界の動向を軽視するような経済学者に対する批判というのも含まれているのかもしれません。理論ばかりで現実と乖離したマルクス経済学に対する問題提起であったりとか、小難しい数式をこねくり回して、限定的な条件下における事象しか説明できない(アメリカ的な)数理経済学に対する批判を感じなくもありません。

本書において、簡単な数式のみの使用で、現実データを重視したのは、経済学がもっと人々にとって有用であるべきだとの思いがあるのかもしれませんね。

6月27日(土)に『21世紀の資本』のディスカッションを名古屋で予定しています。ディスカッションの後は、名古屋飯での懇親会も予定されております。是非、東京の方もちょっとした旅行気分で名古屋の方に遊びにきませんか?

コメント

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ニューカマー
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u-jiroさんの「ピケティ」をとても楽しみにしています。

「21世紀の資本」は仏、米、日本をはじめ、アジアの新興国など、世界中で読まれているそうですね。
なぜ今、世界中の人々が「ピケティ」を読むのかが、そもそも興味深いところです。

共産主義が退潮して久しい中、先進国も新興国も、今日何らかの「資本主義」を実践しています。
その国なりの資本主義があり、そして、その国なりの矛盾や格差を内包しているということでしょうか。

ピケティは何を論じているのか。そして、それを今日の日本に引き付けると、何が見えてくるのか。

ありがたい6月27日に向けて、自分なりの準備を進めていこうと思います。

~ニューカマー~
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shigeo
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日本は格差がない方だと思いますね。
今までは、国ごとで格差があったけど、途上国が伸びてきて、各国、地域のなかで格差が起きる。縦割りから、横割りになってきたのかな、って感じです。

私は、結果の格差は、個体格差と環境格差のかけ算だと思っています。
前者はどうしようもないとしても、後者は政治で変えられるかも。

格差を声だかに主張する人は、結果としての格差の是正に注視してる傾向があるのかなぁと、思ってます。

環境格差を生み出す「プロセス」を考え、それの改善策とか議論したいですね。(^-^ゞ
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u-jiro
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現在、ディスカッションのテーマを考えています。
「格差ができるのは悪いことなのか?」「日本は格差社会なのか?」「世界的な資産課税は可能なのか?」などが考えられますかね~?
もちろん、shigeoさんがおっしゃるような「資産を相続できる人、できない人の間の不公平」というのも一つのテーマですよね。
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shigeo
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6/27は私も参加する予定です、楽しみにしています(^。^)y-.。o○
久々のu-jiro節ですね! 「21世紀の資本」はまだ読んでいませんが、要約したものは、いくつか読みました。「じゃぁ、生まれながら資産とか引き継いでいない、一般人はどうしたら良いの?」ってのが、今のところの感想です(^_^;) アニメのムーミンに出てくる「無駄じゃ博士(本名わからず)」を思い出させますなww
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