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shigeo (小林茂雄)

会社役員・顧問 愛知県名古屋市港区 50代 男性

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『衆賢勉強会「自由と民主主義をもうやめる」 雑感』のイメージ画像

久々の政治哲学系の本でした。丸山真男みたいだなぁと思っていたら、やはり、途中で丸山真男に触れる箇所がいくつかあり、どうやら筆者(佐伯啓思氏)は丸山真男が嫌いらしい、というのも感じ取れました。

日本の「左翼政党」が革新と言いながら護憲派だったり、「保守政党」が改憲派だったり、言葉の意味と、ポリシーのアンマッチがこの本の導入部分です。そして、「(アメリカの言う)自由と民主主義をもうやめる」が本当のタイトルであり、一言で言えば「アメリカに盲従するな」ということを主張している内容であったと感じました。

外国を参考にするのであれば、日本と同じように長い歴史があり、地政学的にも似ており、同じような政治体制を持つ、「イギリス」を参考にすべきだ、とも言っています。

たしかに、日本の場合、「欧米」と言って、ヨーロッパとアメリカを一括りで語ることは多いのですが、両者には、かなりの違いがあります(当たり前ですが)。また、ヨーロッパにも多くの国があり、
各々、同じではありませんし、攻めたり攻められたり、けっこう骨肉の歴史があります。

それらを「欧米」という一塊で理解している(理解できている?)日本人の「対外国センス」は、まだまだガラパゴス的、未熟であると言えるかもしれません。

戦後、急速に「アメリカ化」が広がった日本と日本人。
最初に行った外国はハワイを含め「アメリカ」、という日本人は多いのではないでしょうか。また、ニュース番組の海外ニュースコーナーでも、アメリカの話題が多いような気がします。それだけ、外国=アメリカが染みついている日本人は、政治ポリシーもアメリカから大きな影響を受けているのは、間違いないでしょうね。

超余談ですが、青春ドラマ「夕陽丘の総理大臣」で主役の中村雅俊が、アメリカの国旗を風呂敷にして、学校に通っていたのを思い出しました。「なぜ、日本の国旗じゃないんだろう・・」と、子供心に思ったものです・・・ってどうでも良いですね(^_^;)

外国人観光客を増やそうとしたり、産業をグローバル化しようとしたり、留学生を出すのも受け入れるのも増やそうとしたり、とかく「外国絡み」の話が多い昨今、(アメリカに偏らず)外国に対する理解、視野は個々人がもっと広げるべきでしょう。

特に海外における「宗教の存在感」に関しては、(国内で宗教的紛争が今や皆無な)日本人にとってはシンパシーがまるで持てないでしょうけど、外国を理解するうえで、必須のコンテンツだと思います。

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