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『長期政権を考える① ~ 復興大臣辞任:信なくば立たず ~ (ニューカマー)』のイメージ画像

 去る4月25日、今村復興大臣が自身の所属する二階派のパーティーで講演し、東日本大震災について「まだ東北で、あっちの方だったから良かった」と発言。即日、辞任(事実上の更迭)となりました。
 18,000人以上の死者・行方不明者を出し、6年が過ぎた今なお、苦しい状況の被災者が多いと思われる中で、「~よかった」と。何が?どうよいのか?あまりにも無神経な発言に、心底あきれるばかりです。
 大臣発言直後の安倍総理の陳謝は、「政権へのダメージコントロール」としての思惑だけではなく、おそらく総理自身が「暴言に不快感」を感じたという、素直な感情の吐露を含んでいたように思います。
「復興大臣」として、「政治家」として、そして「そもそも一人の人間」してアウト。スリーアウトでチェンジは当たり前です。

 おそらく本人の真意は、「人口規模の大きな首都圏は、東北以上に甚大な被害が出る」と言いたかったのでしょう。マスコミが意地悪く質問し、発言の一部を切り取ることにも不満が強いことでしょう。
 しかし、これは言わば「民主主義の必要悪」です。強い権力の立場には、強い批判の目が注がれる。これは「当然のバランス機能」と言えます。
 「国家と民主主義という大局」を忘れ、大臣がマスコミを批判することは、「単なる自身の保身に明け暮れる小人物に過ぎない」という真実に、この人物は全く気づいていません。エリートの劣化は痛々しい限りです。

 私は、必ずしも保守主義者ではありませんが、日頃より、安倍総理や菅官房長官の粉骨砕身に対し、敬意と好感を持っています。
 蓮舫総理を全く望まないのはもちろん、自民党内にあっても、代わりの適任者は見えにくいと感じます。昨今の国際政治の不透明感を踏まえると、安倍総理の国際的な役割も小さくないはずです。その意味で、今日に至る「国民の支持率の安定」も納得できます。
 しかし、1強他弱と言えども「信なくば立たず」です。油断してはいけない。油断していると思われてはいけない。だからこそ、政権人事の適材適所を、もっと真剣に考えてほしいものです。

 長期政権とは何か。
 それは「長期にわたり、国民の期待と信頼に答えるべき立場」を意味します。他の選択肢がないことに奢ることなく、真摯に仕事をすすめる。政権を担う人々、権力を司る人々には、初心を思い出し、緊張感をもって取り組んでいってほしいものです。
 読んでいただきありがとうございました。

~ ニューカマー ~

コメント

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aloha
aloha さんからのコメント
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結局、派閥内での年功序列、派閥のバランス調整のための派閥推薦者からの大臣選び、という図式がこういう人物を大臣にするのではないですか? 一般社会では年功序列が無くなりつつあるのに、一番体質が古いのが政治の世界ってことなんでしょう。そしてその古い体質を維持するのは一強他弱の現状です。野党、特に民進党がダメダメなのもこういう大臣を生む一因ともいえます。
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mayu
mayu さんからのコメント
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ニューカマーさん、いつも貴重なオピニオンをあげていただき、ありがとうございます。
今回の件で、私も「大臣評価」が下がるのは当然だと思います。しかし、やはりこの流れになることに違和感を覚えます。私は政治の世界のことはあまり詳しくないので、何か起きたときには、いつも企業に当てはめてみるのですが、「評価」という言葉があったので、そのことについて考えてみました。。
彼の発言は、人としてダメだし、信用できない人だと感じる人も多いでしょう。発言や立ち居振る舞いのひとつひとつが「実務能力」の1つ、というのはまさにその通りで、そういう部分の能力はない人、とみなせます。しかし、一般企業でいえば、不正行為やセクハラなどの犯罪行為ではありませんから、懲戒処分の対象ではないですね。謝罪文を書かせたり、査定評価を落としたり、転属させたりはあるかもしれないですが、それは人事ルールの範囲内です。
この「懲戒」と「査定評価」を分けて考える、ということが非常に重要ではないでしょうか。
失言に対してマスコミは企業でいう「懲戒処分」を求めているからおかしいんだと思うんです。国民がそれを望むからというのがありますが、それに迎合するのはプロではない。もちろん、非難はすればいいし、謝罪を求めればいいけれど、評価、ということでいうと、安倍さんが、本当にダメだと思ったら大臣を変える、という人事をすればいいのであって、「辞任」を促す、みたいなことも、よけいにわかりにくくさせると思ってます。
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ニューカマー
ニューカマー さんからのコメント
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shigeoさん、お久しぶりです。わざわざの返信ありがとうございます。

今村大臣の発言はひどいものの、マスコミの論調が一方向に偏りすぎるのは、たしかに問題があるのかもしれませんね。
その上で、「大臣の役割」を考えてみたいわけです。
shigeoさんのおっしゃる「実務能力」も様々でしょうが、実際の細かな実務は、大臣ではなく、むしろ復興庁のスタッフが担っていると思います。では、大臣は何をすべき存在か?となるわけです。

大臣執務室の風景を想像してみると、例えば「①スタッフから報告や提案を受けて、②大臣が大枠の判断や指示を出す、③そしてまた、報告や提案を待つ。」というサイクルなのではないかと思います。

それとともに各大臣は、対外的にも重要な役割を担っています。
国会の質疑応答や記者会見の場などを通じて、復興庁のスポークスマン、「復興のシンボル」としての役割です。ですから、発言や立ち居振る舞いの1つひとつが「実務能力」の1つと解釈できると思います。

あるいは会社経営者ならば、売上げや利益、雇用や株価など、「実務の結果」で評価されるのかもしれません。
しかし民主主義下の政治では、そのプロセスの段階から「国民主権」がついて回ることでしょう。
すなわち、国民から信頼が得られる「結果が大事」そして、そこに至る「プロセスも大事」

マスコミや国民の過度に感情的な反応は慎むべきでしょう。
その上で、大臣の言葉、説明能力は、プロセスの重要なファクターであることを踏まえると、今回の一連の発言が、大臣評価に直結するのは致し方ないと思います。

~ ニューカマー ~
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shigeo
shigeo さんからのコメント
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ニューカマーさん、久しぶりですね(^^ゞ

さて、今村元大臣の失言を現政権のおごり、ミスキャストであると言うのは、世論の大半なのかもしれませんが、私は少し違う見方をしています。

政治家、大臣に関して「人間的バランス感覚や常識」「実務能力」のどちらを注視するのか? という点です。もちろん、両方とも素晴らしいに越したことはないのですが、私は後者です。

今回の今村元大臣の件で、彼が復興大臣としてどんな実績を出しているのか、出していないのか、に関して言及するマスコミはありません。被災者に寄り添っていないとか言うだけです。仕事もできないのに、こんな無神経なことを言うやつはクビだ! であればまだ理解できます。

私は言葉や態度も大事ですが、実務が伴わなければ、その任に就く意味がないと思っています。
感情的な部分に偏ってしまっていることに気が付いていない、日本の(特にマスコミの)政治家評価基準にこそ問題があると思っています。
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